弊社では様々な工場のカメラの設置をしています。
工場内にはこれまた様々な機械がありまして、切削機械
であったり、プレス機械であったり、電気炉であったり。
機械についてはあまり知識はありませんが、こういった
機械が周辺設備にどういった影響を与えるかというのは、
我々のような業者にとっては重要な問題です。
温度、振動、粉塵などなど。今回の写真は「油」により
修理不能になったレンズです。油といってもよく見る
「液体」のものではなく「気体」となったもの。切削機械
が多数ある工場内に設置されたカメラのレンズ内部に、この
気化した油が入ってしまい、外観上はきれいなんですが、
画像が白く曇ってしまいました。設置より3年近くでこの
状況でした。防水のハウジング内に入れて設置されていたの
ですが。。。「気体」には防水規格は通用しないですね。
お客様は大変ご理解があり、レンズの交換をしていただきました。
今後の対策としては、ハウジングのはめ込み箇所及びケーブル
入線箇所のコーキング処理なんかを考えています。